2008年5月20日火曜日

そして出産!!

5/6、GW最後の陽が落ちる頃、うーは一人暴れていた。
不運にも、その日担当だった、若く美人の助産師さんには、感謝してもしきれない。
看護士さんもそうだけど、彼等はなんであんなに素晴らしいんだ!!有り得ない!!
うーには絶対無理な職業だと、いつも思う。本当、頭が下がります。

さて、その彼女に、どうにもならない悲痛な叫びを浴びせ、腕を掴み、
騒ぎまくっていた私ですが、、やはりプロは違う。
陣痛の間、もう出せるものは何もないのに吐き続けていた私に
「お産が進んでる証拠ですよ。」と救いの言葉をかけてくれ、
「痛い、痛い」と暴れる私の腰や足の付け根を押して擦ってくれ、
しかも夜だから、ずっと彼女一人で対応。

それなのに私ったら、こうしましょう、ああしましょうと言ってくれる彼女に
「無理ぃ!!」と言い、しかも終盤に差し掛かると、まだだって言ってるのに、
「早く(分娩台に)行きたい!!」とわがままを言い、
分娩台の準備してくるから待っててと言われても、「無理ぃ!!」。
仕舞いには、「ウ○コしたいー!!」(←イキみたいー!!の間違い。)を連呼。
はあー、情けない、、。でもね、本人、必死なの。
そして、そこに理性はないの。だから許してー!!!!(涙)

そんなこんなで、ようやく分娩台へ。
ここで助産婦さんと先生が新たに登場。ちょっと安心。
だって、最後まで彼女一人じゃ、あまりにも酷じゃない??
で、ようやくイキむ事が許され、言われるがままに訳もわからず
踏ん張ったり呼吸したり、 もうとにかく「早く出しちゃいたいー!!」って感じ。
そして、入口が狭いらしく、なかなか出てこないのを、先生が手伝ってくれて、
ようやくドゥルリンと暴れながら出て来た我が子。(拍手!!)

偉い!!よく頑張った!!
陣痛の間も、ずっとお腹の中で大暴れしていた、2500㌘の元気な男の子!!
分娩台に行く前が壮絶だっただけに、分娩台での事はあっと言う間に感じた私。
気付くと、またあの彼女が一人で片付けをしている。
産後のボケた頭で、この人すごいなあーと、関心してしまった。
出産ですごいのは、もはや妊婦ではなく、
助産師さんなんじゃないか、とさえ思った。
(一番えらいのは、もちろん赤ちゃんだけどねー。←親ばか)

そして産後、片付けをしている彼女への私の第一声が、「胎盤欲しいんですけど。」
だったのも、本当どこまでわがままなんだか。(汗)
嫌な顔ひとつせず、そのままいろいろしてくれた彼女。
きっと、うーは一生忘れないだろう。
下手したら、息子に「この人が産んだのよ。」くらい言ってしまいそうだ。

何から何まで想定外だった、この出産。
この後も、ひどい腹痛に「後陣痛なんて聞いてない!!」などもありつつ、
でもまあ、とにかく今は、我が子を腕に抱いていられれば、
ただ、それだけで幸せなのでした。

病院に連れて行ってくれた後も、ずっと気にかけて行き来したり、
ポカリやチョコを買ってきてくれたりしてくれた職場のオーナーと、妹さん親子。
そして、わざわざ駆け付けてくれて、涙してくれた友人、菊ちゃん。
何よりも素晴らしい病院のスタッフのみなさんに、本当に本当に感謝です!!

そして、我が息子に、、HAPPY BIRTHDAY!!!!
あなたがいてくれるだけで、全てがHAPPYに見える不思議。
しばらくは凹んだお腹が寂しいなあ、、と思わずにはいられないだろう。

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