2012年1月29日日曜日

海と波と風と流れ


急遽、ヤンバルのこうじくんから
お誘いを受けて、宜野湾マリーナへ。
ジェントルマンいちろうさんのヨットで
クルージングに行ってきました。

港を出る時と、帰ってくる時だけ
エンジンを使うけど、それ以外は
帆を張って、風だけで進む。
ちょっとホクレア号や海人丸を思い出す。
ヨットってすごい。

風を受け、波に乗って、すいすい進んでいくヨット。
自然の流れと上手に付き合うって、こういうことかもしれない。
風や波に逆らって操縦すると、船酔いする。
でも、流れに沿って上手に付き合うと、気持ちよく進んでいく。
ああ、大事なことだなと思った。

ふと、気がつくと、ズボンのポケットに入れていた携帯がなくなっている。
どうやら、波を受けた時にするっと落ちていったらしい。
買ってまだ5ヶ月足らずのiphone4Sは、深い海の底。
ああ、そういうことだったんだなと、妙に納得してしまい、焦ることもなかった。

最近、ずっと腹を立ててばかりいた。
原発問題、基地問題、ゴミ問題。
気付くといつも腹を立てて、イライラしていた。
ヨットの上で感じたことは、それらのイライラとはほど遠いところにあって
私は今日ここに来た必然性を感じた。

照りつける日差しと潮風は、私を嗜めているようだった。
自然の偉大さの前では、人間は無力だ。
自然に学び、流れに身を任せて、学んでいかなくては、、。
いちろうさん、こうじくん、偶然一緒になったはなちゃんも、
みなさん、ありがとうございました。感謝!!

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