こんなニュースを見た。
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「厚生労働省によると、
今年1月から9月までの間に報告された
エイズウイルスの感染者とエイズを発症した
患者は、あわせて1081人でした。
これは、前の年よりも19人減ったものの、
平成18年以降、報告されていなかった
妊娠した母親から子どもに感染する母子感染が
国内で2件報告されているということです。
妊娠中の母親が感染しても適切な治療を受ければ、
子どもにはほとんど感染しませんが、
このうち1件は、母親が感染を知りながら
適切な治療を受けなかったために子どもに感染したケースでした。
また、もう1件は経済的な理由で妊婦検診を受けなかった母親が
感染に気づくのが遅れて適切な治療を受けないまま出産したために
子どもに感染したケースだったということです。
ここ数年は、検査で感染が判明した人のおよそ3割が
すでに発症している傾向が続いているということで、
厚生労働省は早めに検査を受けるとともに
感染したら速やかに適切な治療を受けるよう呼びかけています。」
このニュースを読んだ瞬間、タイにいる子ども達のことを想った。
私いまの今まで、適切な治療さえ受ければ、
母子感染を防ぐことができるなんて、知らなかった。
親の責任ひとつで、どれだけの子ども達が、救われたことだろう。
そう思って、悲しくなり、そしてそれとは裏腹に、
「大きくなったらお母さんになりたい」と言っていたあの子達にも
可能性があるんだということを嬉しく思った。
今日は、世界エイズデー。
みなさん、エイズのこと、もっとしっかり考えてみませんか?
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