2012年9月22日土曜日

球美の里

久米島上陸の最初の訪問場所は、「球美の里」。
ここには、福島から来た子ども達や母親達が滞在している。


福島の子供支援プロジェクト「球美の里」は、
原発事故による被ばくの被害から
子どもたちの心身の健康を守るためにスタートした施設で、
大体、2〜3週間ごとに入れ替わって、次から次へと
たくさんの子ども達が久米島にやってくる。

今回来ていたのは、1歳〜小学生の子ども達18名と、その親14名。
みんなで和気あいあい、元気よく、楽しそうに施設を駆け回っていた。
そう、福島では今や、思う存分、外を駆け回ったり、土で遊んだり、
海に入ったりは、決してできない。
ここでの生活は、本当にパラダイスだと思う。


私たちは、ここに来て、フラ体験レッスンをした。
沖縄での思い出が、また1つ増えたならいいなと思った。
教えたのは、私の「フラをシェアする」ということのルーツでもある
BanRomSaiで教えたのと同じ、「月の夜は」。
みんなで歌いながら、一緒に踊った。

そう、私はここに来てずっと、BanRomSaiを思い出していた。

タイ北部にあるBanRomSaiは、HIV感染孤児院。
そこで生活する子ども達は、生まれつきHIVに感染している。
9年前、私はそこに1ヶ月半滞在し、毎週、子ども達にフラを教えていた。
私がフラを教えたのは、ここが初めての場所。
私の「フラをシェアする」ルーツなのだ。



一生懸命、日本語の歌を歌いながら、踊っていた「月の夜は」。
あの子達も、今やもうティーンエイジャー。
誰一人欠けることなく、みんな元気に育って、大人になっていってる。

実際、放射能の影響は、未知数で、この先どうなるのか、誰にもわからない。
でも、少しでも子ども達の健康を守れたら、
少しでも被爆の可能性を下げられたら、少しでもこの子達が元気に
大地を感じ、おいしい空気を思いっきり吸って、地球に感謝してくれたら。
そして、みんなが元気に育って、大人になってくれたら、、。


そんな想いを胸に、最後にみんなで、浄化のティーリーフを編んだ。

球美の里のみなさん、一緒に行ってくれた、やよぶー、綾子さん、あいちゃん
みんなみんな、本当にありがとうございました。

子ども達の笑顔、絶対に忘れません。
みんな、元気に大きくなるんだよ!!

http://kuminosato.net/

MAHALO NUI LOA....

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