2012年12月23日日曜日

サウンドパレード

行ってきました。愛と怒りのサウンドパレード!!


3000人が集まったということで、
翌日の新聞の一面に、、。

「75年の人生で、こんな楽しいデモは初めて。
参加して、しなやかに闘うことができると初めて知った。
音楽を鳴らしながら、来年も基地反対の声をあげていこう」
第三次嘉手納基地爆音差し止め訴訟原告団の新川さんの言葉。



「歌声が大きくなり、地球のような輪になるまで、
 私はあきらめない」UAちゃんの言葉。


やんばるフラOhanaも、頑張って歩きました。
寒かったけど、みんな頑張って、歩きながら、踊りました。


で、たくさんのPressが来ていて、いろんな人に
話聞かせて下さいって言われたけど、ごめんなさい。
私は、取材は受けませんでした。

なぜなら、私が今回参加したのは、声を上げる理由そのもの
ということよりも、こういう方法がある、こういう仲間がいる、
と、自分なりに再確認するためだったから。
だから、Ohanaにも、参加する理由なんてそれぞれ違っていい。
基地反対でも、婦女暴行やめてくれでも、戦争嫌いでも、
自分が思うことだけを声に出せばいいと、言ってました。
まずは、参加することから、意識を変えていければと、、。


でも、集まった3000人の想いは、本当にそれぞれ違ってて
それを一言で表すことなんて到底できない、と痛感したのも事実。
Pressの人が、数名から話を聞き、何枚かプラカードの写真を撮り、
それを記事にしたところで、3000人の想いにはならない。
数名の話を聞いて、プラカードを見ただけじゃ、その想いは
偏ってしまうんじゃないか、と、なんだか思ってしまったのです。


それでも、自分の想いを話すべきだったのかもしれない。
でも、私が京都から来たPressの人に「どうしたら変えられるか?」と
聞かれて、答えられたのは、「日本の教育を変えなきゃ無理です。」
「あと、メディアが嘘つかなければいい。」と、いうことだけ。


何年、何十年かけて、「No」と言えない日本人を作り上げたのだから
また、何年、何十年かけて、自分で考え、動ける意志のある日本人を
作っていかなければ、日本は変わらないと思う。
そして、それができるのは、今の大人達であり、この先の
変わってゆく日本を任せられるのは、今の子ども達なのだと思うのです。


自分たちの為ではなく、子ども達に託す未来の為に
声を上げ、動いているんだと、みんなに知ってほしい。
アメリカインディアンの教えのように、7世代先のことを考えて
今、動くべきなのではないでしょうか?


そんな中、79歳のお誕生日だった天皇陛下は、記者会見で、
沖縄のことを「いろいろな問題で、苦労が多いことと察しています。
日本全体の人が、皆で沖縄の人々の苦労をしている面を考えていく
ということが、大事ではないかと思っています。」と話てくれました。
なんだか、ちょっとだけ、救われたような気がしました。

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