大昔、タヒチから住処を追われて
ハワイへとやってきた、火の女神ペレ。
その旅を歌ったのが、「Ka Huaka'i Pele」。
母の掌から産まれてきた、卵のヒイアカを
脇に抱いて、ハワイの島々を転々とするペレ。
深い穴がないと、聖なる火を守ることができないペレは
穴掘り棒で地面をつつきながら、住いを探します。
でも、どこにいってもタヒチから追いかけてきた
海の女神、姉のナーマカオカハイが先回りをして
次々に穴を水浸しにしてしまいます。
そして、最後に行き着いたのが、ハワイの一番南、
今でもペレが住んでいると言われているハワイ島。
卵だったヒイアカもハワイ島で生まれたと言われています。
この曲を教えていると、沖縄に来た時のことを思い出す私。
住いを探し、転々としながら、お腹の子供を育て
そして最終的に、カイクンが生まれ、沖縄の一番南に住んでいる。
そう思うと、なんだか急にペレに親近感を覚えてしまうのです。
私もペレのように、強く美しく生きていきたいわ〜。
古典フラ、「Ka Huaka'i Pele」。
来週末のかりゆしでお披露目しまーす。
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