2008年3月15日土曜日

歌舞伎で泣く

去年の夏ぶりに、歌舞伎を見た。

うーは、知る人ぞ知る歌舞伎好き。
内地にいる時は、暇を見つけては
よく歌舞伎座に足を運んでいた。

沖縄ではもっぱら、琉球舞踊なのだが、
数ヶ月に一回くらいの割合で、
社会人のための歌舞伎鑑賞などがある。
やっぱり国立劇場が出来たからだろうか、、。
えらいぞ!!国立劇場おきなわ!!

今回の演目は、「芦屋道満大内鑑」。
通称、「葛の葉」の、一幕二場。

陰陽師で有名な、安部清明は
人間と白狐の間にできた子だ、
という説があるのは、ご存知だろうか??
その母親である、白狐というのが、
この「葛の葉」。
(本当は、葛の葉に化けた白狐なんだけどね。)

正体がばれてしまいそうになり、
泣く泣く我が子を残して森に帰っていく葛の葉。
、、泣けました。

うーが、妊婦だから、とかは関係なく、
うーはよく歌舞伎で泣く。

前に歌舞伎を見た時も、やはり
毒入り饅頭を食べた我が子が
死んでしまって、ひとり泣く、、
という勘三郎を見て、泣きました。
その前は確か、「暗闇の丑松」という演目で
あまりにも不憫なお米に、涙。

歌舞伎は、よく分からない、という人が多いけど
うーは、ぜひ、お勧めしたい。
三味線、長唄、太鼓、拍子木の音、客席からの掛け声、
どれにおいても、わくわくする。
私ってば、やっぱり日本人なんだわー。

さて、内地のみなさま。
歌舞伎座の一幕見だったら、600円から見れますので
みなさまも、是非っ!!!!

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