2010年7月16日金曜日

となりの池


「となりの庭は、、」

という、有名な言葉がありますが、
このたびは庭ではなく、池にしてみたいと思います。

「となりの池は、、」

すぐ隣にある池どうしでも、
その水が混ざり合うことはなかなかなかったり。
一方、遠い場所にある池でも、
川があればその水は混ざり合うことができたり。

なんだか人間関係みたいだな、と
先日ふと思ったのでした。

で、ずっと混ざり合うことのなかった、隣の池の水が
いつまでも混ざり合わない、というわけでもなくて、
ある日、小さな溝ができ、それがだんだん大きくなって
気付くとそれは川になって、いつの間にか
隣の池の水とも混ざり合っていたり。

逆に、ずっと混ざり合っていた
遠くの池を結んでいた川が、ある日なくなってしまったり。
自然に乾いてしまったのか、はたまた土砂崩れでもあったのか、、。

で、もちろんいつまでたっても混ざり合うことのない
隣の池もあったりして。
いつまでもずっと繋がっている遠くの池もあったりする。

距離じゃないんだよなあ〜。
なんて、、。

「となりの池」。
それは、近くてもなかなか混ざり合うことのない
人間関係のように思ってしまったのでした。

その池が、キレイだろうが、たくさんの魚が泳いでいようが。
ゴミが捨てられていようが、干涸びようが。
混ざり合わない池どうしは、何もできないんですね。
なんだかちょっと、さびしいけど、
きっとそんなもんなんです。

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